今回は都内某所のCONCERTO MOONのレコーディングスタジオへ突入!

レコーディング機材がズラリと並ぶスタジオ内にはSCHECTERギターがいつでもレコーディングが開始出来るような状態でスタンバイされており、ちょうど今NEWアルバムのバッキングトラックが録り終わったところらしい。
作業の合間に少しだけお時間をいただいて、気になるNEW ALBUMの内容からギターについてのこだわりまでじっくりとお話を伺った。

SCHECTER:CONCERTO MOON10周年という節目の年の待望のNEWアルバムですが、全体像というものはすでに見えてらっしゃるのですか?

島紀史:はい。もう正直に、奇をてらうことなく、自分が好きなヘヴィー・メタルをやろう、と。 ベタなものはベタだし。ベタだから違う方法論を考えようとかでなくて、ベタでいい、と。
突飛もない今までになかったことをやろう!とかで気負うこともなく、もちろん新しいテイストにチャレンジもしてますけど、これまでCONCERTO MOONとして認識されているものを押し進めた、2008年のバージョンを正直にやろう、ということです。
正直でストレートなヘヴィ・メタル・アルバムになっていると思います。

SCHECTER:レコーディングでメインで使われているのはどのギターですか?

島紀史:ライブでもメインで使っているこのホワイトのラージヘッドですね。 でも、バッキングに関しては緑のモデルが自分が作ってもらったSCHECTERの中で一番バッキングに適しているんです。これまでのアルバムでもストラトでバッキングしている部分はほとんどこの緑のモデルです。 これまでレコーディングではバッキングにフライングVやレスポールなども使用していたんですが、今回は原点に立ち返る意味で全部、ストラトでやってます。

SCHECTER:ということは、今回のアルバムは100%ストラトサウンドなんですね。

島紀史:そうです。自分がデビューした頃のことを考えるとそういう風にやっていたなあ、と。ですのでバッキングは全曲、この緑のSCHECTERを使用しました。リードはメインが白で、変化をつけたい時に新しく作ってもらった黒とか、ナチュラルを使ってます。

SCHECTER:それぞれのギターの音の特徴を教えていただけますか?

島紀史:緑のギターはローからハイまでバランス良く、音の密度があるんです。ヘヴィー・メタルなのでパワーコードが主じゃないですか。パワーコードを弾いた時にとても音を前に突き出すパンチ力があるというか。 ですのでヘヴィなリフとかコードワークを弾くバッキングに向いているんですね。 白も本当にバランスが良くて。ネックのグリップであるとかボディのバランスが一番自分にしっくりくるんです。 またリードで変化をつけたい時に、メイプルネックだとトレブリーになるし、ナチュラルとブラックがメイプルネックなんですが、ブラックの方が貼りメイプルなのでどちらかというと白のローズ指板に近くて、若干トレブリーなんですね。ナチュラルは1ピースメイプルなんで、それよりも刺々しい突き刺さるような感じがあるんです。 そういうところで変化を付けたくて、リードでパートによって持ち替えたりしています。

SCHECTER:指板についてのこだわりはありますか?

島紀史:ローズ指板の方が音がマイルドで好みですね。あとメイプル指板の表面の塗装が分厚くのっているのが嫌いで、昔、アマチュアのころにメイプルネックのギターを買った時は、表面の塗装は全部剥いで使ってたりもしてたんです。でもそれだとネックの耐久度も弱くなるし。それが嫌でメイプルネックを使ってなかったんですが、それをSCHECTERの方で出来るだけ塗装を薄くしてもらって、今のこの2本に関してはメイプルネックなのに違和感を感じません。違和感なくサウンドの違いを使い分けれるし、すごく気に入ってます。 ナチュラルのギターが出来てきた時、テンション上がりましたからね(笑)

SCHECTER:ラージヘッドについてはいかがでしょう?

島紀史:サウンドに影響することはほとんどないと思うんですけど、やっぱりラージヘッドの方がテンション上がりますね(笑) ツアーでライブをずーっとやっていると非常に演奏中に体力的にしんどい部分とかあるわけですよね、そういう時に、デッカイヘッドを見たり、ナチュラルのギターの木目を見たりすると、テンションが上がるんですよ(笑)

SCHECTER:シンクロナイズドトレモロのフローティング具合はどのような感じでしょう?

島紀史:昔は過激にアームアップが出来るくらい浮かしてたんですが、ここ最近はそんなでもないですね。 やっぱりチューニングの安定度とかを考えて、いろいろ試行錯誤しました。一時期ベタ付けに近い感じにしてみたんですけど、それだとまたビブラートのニュアンスが損なわれるので、今は通常よりもちょっとだけアップ幅が多いくらいの感じが今一番良いです。 フローティングさせてバランスを取らないと、シンクロナイズドトレモロはチューニングが安定しないので。

SCHECTER:今後のSCHECTERとのコラボレーションについて、次のNEW MODELはいったいどんなモデルになるのでしょう?

島紀史:僕もオリジナルシェイプのギターを作ってもらおうかな、といろいろ考えたこともあるんですが、その前にまず、今作ってもらっているモデルで十分に満足しているんです。 ライブでは白とブラックとナチュラルの3本がメインですね。白がノーマルチューニング、ナチュラルがドロップD、緑はドロップDのバックアップで、黒はノーマルのバックアップにしてもらって。ブロンドは何かあったときのため、というラインナップで去年の夏、冬とツアーをしました。このラインナップで必要十分、満足度は高いですね。新しいギターの入り込む余地がないくらい。 いろいろ無理難題をお願いしても、いつも早いレスポンスで実現してくれるのでとても感謝しています。

SCHECTER:それでは、島さんのサウンドを支える機材についてもお聞かせください。

島紀史:アンプは今までずっとビンテージのマーシャルを使ってましたけど、マーシャルのクリニック等をさせていただいたときに、マーシャルの新製品のビンテージモダンを試す機会があったんです。 クリニックだとあまり大きな音量が出せないので。 でもサウンドチェックの時に、自分がライブで使っているくらいの音量で試してみたら、非常に良いな、と。 なおかつその会場の規模によって音量を変えられる。当たり前ですけどマスターボリュームですしね。僕のビンテージマーシャルにはついてませんから。マスターボリュームで上げ下げしてもトーンが損なわれないし。ということで今回のレコーディングでももちろん、ライブでもビンテージモダンを使っています。100ワットの方が若干クリーンで、僕は100ワットの方が良かったですね。

キャビネットについては、ビンテージモダンのキャビネットもあるんですが、自分が昔から使っているマーシャルキャビを使用しています。スピーカーはビンテージ30というに替えてあります。75ワットとか大きいものも試したんですが、僕はビンテージ30が好きなんです。これはこだわりですね。 足下は最近はEx-proの32VOLT BOOSTERを使用しています。ゲインブースターというよりは、会場によっての音のばらつきだとかをこれで補正しています。使い方としてはローとゲインをちょっと上げるくらいですね。 エフェクトに関しては、MXRのPHASE100とかBOSSのオクターバー、Rolandのアナログエコーとかもありますがレコーディングの時には外してしまっています。

アルバムが完成してツアーに出る時にはまた組み替えると思いますので、またそのとき取材に来てください(笑) ワウはいろいろ試しましたけど、やっぱりVOXのワウが良くて。ビンテージも試したんですけど、たしかにあのかかりの甘さも良いな、というのもあったんですが、僕はもうちょっと踏み込んだときの攻撃的なトレブルさ加減も欲しくて。今作ってるのは現行のリイシューです。 基本はEx-proの32VOLT BOOSTERとマーシャルのビンテージモダン、若干ゲインが足りない時にはMAXONのファズボックスをONにして、というのが基本ですね。

SCHECTER:では最後に、CONCERTO MOON待望のNEW ALBUM発売情報、そしてツアー情報をお願いします。

島紀史:7月23日にNEW ALBUMが発売になります!また、これをひっさげて8月から全国規模のツアーをやりますので、SCHECTERサイトを見て、興味を持ってくださった方はぜひALBUMを聞いてコンサートに来てほしいなと思います。




島紀史氏のスペシャルデモンストレーションプレイ第2弾!
今回はNEW ALBUMレコーディング中のまさにそのままの音で弾いていただいた!
再生ボタンをクリックしてご覧ください。







このデモンストレーションで島氏がプレイしているのはSCHECTER AC-NS/SIGシリーズです。
上から島氏のメインであるAC-NS/SIG-I、AC-NS/SIG-III、そしてNEW GUITARのBLACK。




CONCERTO MOON 
4年振りのニュー・アルバム発売決定!
〜 過去最強のメンバーにより不死鳥の如く復活 〜


"RISE FROM ASHES"


01. Lies And Betrayal
02. Not By Chance
03. Hope Above All
04. Break Free
05. Almighty Wings
06. Savior In Greed
07. The Distant Light
08. Hungry Heart
09. Find The Road
10. In Search For Answers
11. Pain In My Heart
12. Mr.Weathercock

2008年7月23日(水)発売
VPCC-81604 / ¥3,000(tax incl.)



CONCERTO MOON
2008夏のツアースケージュール決定!!!

8月16日(土) 盛岡Club Change WAVE
8月17日(日) 仙台MACANA
8月22日(金) 横浜サンフォニックスホール(旧横浜アリーナサウンドホール)
8月23日(土) 名古屋ボトムライン
8月27日(水) 金沢VanVan V4
8月30日(土) 岡山クレイジーママ 2nd
8月31日(日) 広島ナミキジャンクション

9月3日(水) 高知BAY5 SQUARE
9月5日(金) 松山サロンキティ
9月7日(日) 博多DRUM SON
9月13日(土) 大阪 江坂ミューズ
9月14日(日) 高岡もみの木ハウス
9月20日(土) 長野ジャンクボックス
9月21日(日) 新潟CLUB RIVERST(旧Z-1)
9月27日(土) 東京O-WEST

問い合わせ先
bazooka music 03-3353-7208
東京公演のみザック・コーポレーション 03-5474-9999

さらに詳しくは
オフィシャルサイトを御確認ください


 











取材・文:SCHECTER JAPAN




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