TWINZERやSTAB BLUEでの活動やMAD CUPSULE MARKETSのサポート、さらには数々のアーティストへのアレンジ、プロデュースや格闘家・レスラーへの楽曲提供など、多種多彩な活動をしているK-A-Zがこの度SCHECTERとモニター契約!

現在は元SIAM SHADEのボーカリスト栄喜とDETROXを結成し、2008年1月28日には渋谷C.C.レモンホールにて1stライブが決定しているというK-A-Zにインタビューとデモンストレーションプレイを特別に披露していただいた。


SCHECTER:インタビューにご登場いただきありがとうございます!
ではまず、K-A-Zさんがギターをはじめたきっかけからお聞かせください。


K-A-Z:きっかけとしては中学の時、友達の家に遊びに行ってギターを弾かせてもらったのがきっかけです。友達がすごくカッコよく見えて。でもオレだったらもっとカッコイイぜ!!と。

SCHECTER:なるほど。初めて買ったギターはどんなギターでしたか?


K-A-Z:国産のエクスプローラーコピーモデルでした。選んだ理由は見た目がワルそうだったから。
当時はソフトケースも持ってなくて、裸のまましょって自転車で友達の家まで持って行ってました(笑)

SCHECTER:危険ですよそれは!!

K-A-Z:ええ。実際それで落としたこともあります(笑)

SCHECTER:大変危険ですので絶対にマネをしないでください(笑)さて、次に買ったギターはどんなタイプでしたか?


K-A-Z:クレイマーです。これもやっぱり変形で、ランディVタイプのモデルでした。
高校の入学祝いで買ったのを覚えています。

SCHECTER:その頃すでにバンド活動の方は?


K-A-Z:やってましたね。地元の高校生同士でコピーバンドをやっていました。マイケルシェンカーとか、クワイエットライオットとか、当時流行っていた80年代メタルをコピーしてましたね。ただ、そのときは元々ギターをやっていたヤツと一緒にバンドを組んだので、僕はサイドギターでバッキングをずっとやってました。

SCHECTER:それは意外でした。ちなみに当時好きだったギタリストは?


K-A-Z:マイケルシェンカーとカルロスカヴァーゾ、あとイングヴェイも大好きでした。

SCHECTER:なるほど。クレイマーの次のギターは?


K-A-Z:次はESPですね。赤いホライゾンを買いました。1シングル、1ハムという仕様でしたね。

SCHECTER:K-A-Zさんが7弦を使い始めたのはいつ頃ですか?


K-A-Z:二十歳くらいのことですね。スティーブ・ヴァイの「PASSION & WARFARE」が出たときに初めて市販されたんです。あのときに即食いついたんです。

SCHECTER:7弦は6弦に比べてネック幅がありますが、初めて7弦を使ったときに違和感はありましたか?


K-A-Z:グリップ感という点ではそんなになかったですね。むしろ7弦よりもクラシックギターの方がネック幅があるくらいですし。それを考えると普通の手の人でもいけるんじゃないかなと思います。

SCHECTER:7弦を買った当初のエピソードはありますでしょうか?


K-A-Z:買った当初は、自分のバンドの曲のキーがBばっかりになりました(笑)
その当時、7弦を持っている人がたまにライブハウスで一緒だったりすると、そのバンドの曲を聞くと「何で7弦を持っているの?」みたいなことが多かったんです。「全然使ってないじゃん!」っていう(笑)
で、その反動で無理矢理やったっていうのもありますね。
最初は7本弦がある違和感が当然ありますが、半日くらい弾いていれば慣れてきちゃいますよ。

SCHECTER:なるほど。その後、プロなるきっかけというのはどのような流れだったのでしょう?


K-A-Z:ずっとバンド活動をやっていて、インディーズでアルバムを2枚出したりしたんですが、そのときのボーカルが、鮎貝 健だったんです。
(SCHECTER注:ヘビメタさんやROCK FUJIYAMAでもおなじみのあの鮎貝健さんです!)
アイツが高校生の時に知り合って、一緒にバンドをやることになって、2枚くらいアルバムを出して結構いろいろツアーやったりとかしてたんですが、その頃知り合ったメジャーの人からいろいろ仕事が来るようになって、TWINZERに参加することになったんです。
メジャーでのお仕事をするようになると、ミュージシャンの交友関係もそうですし、業界内の関係者とも知り合いになって輪が広がっていった感じですね。

SCHECTER:なるほど。その後MAD CUPSULE MARKETSのサポートや、様々なセッションへの参加や楽曲提供、プロデュース業などもてがけてらっしゃいますが、今回、元SIAM SHADEの栄喜さんとDETROXを結成するきっかけはどういう流れだったのでしょう?

K-A-Z:SIAM SHADE解散後、栄喜はソロ活動をやっていたんですが、そのソロのシングルのレコーディングのオファーが来ましてその流れでライブもやったりとかしてゆくうちに、栄喜の方から「ソロという形ではなくて一緒にやりませんか?」という話があったんです。「じゃ、やろか!」みたいな流れですね。

SCHECTER:DETROXの音を聞かせてもらいましたが、もう想像以上に「激ヘヴィ!」の一言ですね!


K-A-Z:まあ僕が弾いちゃってますので(笑)
たぶん栄喜もそういう方向に行きたくて、一緒にやろうって言ってくれたんだと思うんですけど、「やるんだったら!トコトン!」ということで。

SCHECTER:ちなみにDETROXでのギターのチューニングは?


K-A-Z:普通のノーマルのBからの7弦のチューニングと、曲によっては全音下げの6弦だけさらに1音下げ、Cドロップですね。7弦の場合、6弦をCにドロップすると、7弦が余るじゃないですか。だけどそこもあえてCにするんですよ。
ということは、7弦と6弦がCとCになるわけです。

・・・・・それで今回、CC Lemonホールにしたんですけど(笑)

一同:(爆笑)

SCHECTER:面白すぎます(笑)


K-A-Z:という冗談はさておき(笑)コード的なバッキングの場合は6弦と5弦と4弦でリフをやるわけです。
そうではなく曲中で単音のキザミとかやる場合には7弦を弾くと、7弦に関してはBからCにチューニングを上げてるわけですからテンション感が上がって、Cにドロップした6弦よりもエッジが立つわけなんですね。
同じ音域なんですが、リフのときと単音のときと、音の輪郭の違いを出せるんです。

SCHECTER:それは7弦の新しい使い方ですね!!


K-A-Z:まあ苦肉の策だったんですけどね(笑)

SCHECTER:ちなみに弦はどのメーカーのどのゲージですか?


K-A-Z:アーニーの7-String POWER SLiNKYです。
.011/.014/.018/.028/.038/.048/.058です。

SCHECTER:それではいよいよ、ただいまご使用いただいているギター本体のお話へ移りましょう。現在SCHECTER DIAMOND SERIESのHELLRAISER C-7DAMIEN-7を市販のものをそのままのスペックでお使いいただいております。









この2本をお選びいただいた理由はなんでしょう???


K-A-Z:ワルそうだったからです(笑)

SCHECTER:・・・さすが一貫してらっしゃいます(笑)この2本ではどちらがメインなのでしょう?


K-A-Z:HELLRAISER C-7です。アクティブのEMGも搭載していてこちらの方がすごくジャキっとしてメタリックですね。特に今やっているDETROXにはぴったりです。DAMIEN-7はパッシブのEMG搭載で、どちらかというとマイルドなトーンです。あと、インレイのこのコウモリが飛んでいるのがサイコー(笑)
レコーディングでは2本で同じフレーズを2トラック録音して、ミックスさせて使ったりしています。

SCHECTER:これらのモデルの特徴でもある「26 1/2インチ・スーパーロングスケール」はいかがでしょう?


K-A-Z:もう、僕の体にはピッタリですね。もっと長くてもいいんじゃないかっていうくらい(笑)

SCHECTER:K-A-Zさんが持つとスーパーロングスケールが小さく見えますよね(笑)


K-A-Z:そういえばこないだも、ツインギターの仕事だったんですけど、もう一人の ギタリストが「ちょっと持たして」って言って持ったんですけど、その立ち姿がちょっと面白くて「これデカくね???」なんていって現場で盛り上がりました(笑)

SCHECTER:スーパーロングスケールにすることによって、弦のテンション感が強くなるのも特徴の一つです。使用感はいかがでしょう?

K-A-Z:そうですね。スーパーロングはもちろん、さらに裏通し仕様なのでさらにテンションを稼いでくれて、低いところでもエッジの立つ音で鳴ってくれます。

SCHECTER:先ほどデモンストレーションで超クールなアドリブソロを聞かせていただきましたが、ヘヴィリフはもちろん、スウィープやタッピングを自由自在に取り入れながらもメロディを大切にした音使いに圧倒されました。また、ボリュームノブで頻繁にトーンをコントロールなさってらっしゃるのもとても印象的でした。
基本的な音作りはギターとアンプで音を作ってらっしゃるのですか?


K-A-Z:そうです。基本はギターとアンプ。エフェクターはワーミーやフェイザー系のみで、音やせを防ぐためにルーティングしてあります。あとはEQで特定の帯域を微調整する感じですね。使い方としては例えばアンプのツマミでローを下げてしまうと、一番欲しいところの帯域までいっしょに削られてしまう場合があるんです。そういう時はEQで削りたいところだけをピンポイントで削ったりして音作りをしています。

SCHECTER:すごく実践的な使い方ですね。ヘヴィな音作りをするプレイヤーにはとても参考になるお話だと思います。
さて今後もSCHECTERとのコラボレーションは続いていくわけですが、新しいモデルについての展望などございますでしょうか???


K-A-Z:アームですね。アームがついてワルそうなのがいいです(笑)

SCHECTER:やはりキーワードは「ワルそうな感じ」ということなのですね(笑)
本日は大変お忙しいところ誠にありがとうございました。






   
K-A-Zのメインは左のHELLRAISER 7弦。右がDAMIENの7弦でトーンの違いを使い分けているそうだ。カスタムせずに市販品をそのまま使用している。
激ヘヴィリフだけでなく、スウィープやタッピングを交えた流麗なソロプレイも圧巻!
足下は至ってシンプル。WHAMMYやワウ、PHASERを使用するときのみ通過するようにルーティングし、信号のロスを最小限に押さえている。
空間系としてROCKTRON INTELLIFEXを使用。PEC-2とMIDI接続して一括コントロールしている。またインタビュー中でも紹介されているように、MXRのグラフィックイコライザーで特定帯域を微調整しているが、あくまでも基本のトーンはHELLRAISERとH&KのWARPのみ!
DETROX 1st LIVE!!!
2008年1月28日 渋谷C.Cレモンホールにて
2008年1月28日、待望のファーストライブが渋谷C.C.レモンホールにて行われた。
幻想的な映像とSEをフィーチャーした圧巻のオープニングから、エクストリームな重低音サウンドの洪水でオーディエンスを圧倒!!K-A-ZはHELLRAISER 7弦、DAMIENの7弦をメインにすさまじい極悪サウンドをぶちかましてくれた。
特筆すべきはローの抜けで、このようなホールクラスではまず聞くことの出来ない分離の良いハイファイサウンドで激烈リフを展開。熱狂するオーディエンスにDETROXの無限の可能性を示した一夜であった。
DETROXの動きから目が離せない!!!
今夜のショウでメインで使用されたDAMIEN-7とHELLRAISER C-7。
K-A-Zの足下。新たにH&KのTUBE MANが戦線に加わった。
DAMIEN、HELLRAISERとともに脳髄直撃の極悪重低音サウンドを吐き出したH&KのWARP。
SCHECTERよりお花を出させていただきました!


LOUD ROCK DJ PARTY「激ロック」でもK-A-Zさんのインタビューと動画を見ることが出来ます!
K-A-Z OFFICIAL WEBSITE
http://www.h4.dion.ne.jp/~k-a-z/
DETROX OFFICIAL SITE
http://detrox.u-elements.co.jp/index2.php






撮影:MI JAPAN東京校

取材・文:SCHECTER JAPAN






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